皆さん、ロブロックス(Roblox)というゲームプラットフォームをご存知でしょうか?
世界ではかなり人気の高いプラットフォームとして知られていて、日本でも知名度が拡大しており、なんとデイリーアクティブユーザー数は6,620万人以上!(2023年3月時点)
ロブロックスはゲームとして優れているだけではなく、プログラミングを筆頭に学習教材としての評価も非常に高く、世界各国の学校やスクールで導入されています。
プログラミングの勉強のために、あえて子どもにロブロックスをやらせる親御さんもいるそうです。
今回は、それだけの人々を夢中にするロブロックスとは、一体どんなサービスで、どんなことが学べるのかについて、詳しく解説していきたいと思います!
いま世界中の子どもたちを熱狂させるロブロックス(Roblox)とは?
そもそもロブロックスというのは、世界中で制作されたオリジナリティ溢れる無数の3Dゲーム(縦・横・高さの立体的な3次元ゲーム)を遊んだり作ったりすることのできるプラットフォームです。
ロブロックス(正確にはRoblox Studio)ではゲームを遊べるだけではなく、自分自身で好きなようにゲームを作成し、共有することもできます。
コロナによる巣ごもりによってその勢いはさらに加速し、2022年以降もさらにユーザー数が伸びていくと言われています。中でも特に欧米とアジアでの人気が非常に高く、教育現場においても積極的に活用されています。
今まで日本での知名度はそこまで高くなかったのですが、最近はメディアへの露出やYouTubeのゲーム実況動画などがどんどん増えてきて認知されてきています。
最近では公式企業やブランドがロブロックスに公式ワールドを公開する事例も増え、まずます盛り上がりを見せています。
では、そんなロブロックスがなぜこんなにも世界中の人々を熱狂させているのでしょうか?
その理由を探っていきましょう!
ロブロックス(Roblox)が子どもたちに大人気の理由
①クオリティの高いゲームを遊ぶことができる
ロブロックスでは公開されているゲームを基本的に無料(一部有料)で遊ぶことができます。
しかも、かなりクオリティの高いゲームも多く、ロブロックスが世界中の人々を熱狂させる理由の1つです。
中には月間プレイヤー数が1000万人を超えるゲームもあり、中でも選りすぐりの人気ゲーム3つご紹介します!
Word Bomb
まず最初にご紹介するのは「WordBomb」というゲーム!
内容はとてもシンプルで、自分に回ってきた爆弾が爆発する前に、指定のワードを含む英単語をタイピングして次のプレイヤーに爆弾を渡すというものです。
全員で爆弾を回しあい、爆発してしまった人の負けになるので、タイピングや英語力の向上にも期待ができます!
Phantom Forces
Phantom ForcesはFPSのシューティングゲームです。
ファントムとゴーストの2チームに分かれて対戦するゲームで、プレイする中で戦術を練る力が試されます。
Robloxで最も人気のあるゲームの一つですので、ぜひ遊んでみてください!
Theme Park Tycoon 2
友達と一緒にテーマパークを構築していくゲームです。
ジェットコースターなどを自分自身でカスタマイズしながら世界に一つだけのテーマパークを構築しよう!
②作ったゲームを発信できる
自分自身で作ったゲームをRoblox上に公開することで、世界中に人に遊んでもらうことができます。
ゲーム会社に在籍していなくても、誰でもゲーム開発者になれちゃうんです!
遊んでもらうと嬉しくなって、またどんどんゲーム制作へのモチベーションが高まっていきます。
ゲームを作るためにはプログラミングの知識や技術が必要になってくるので、ゲーム作りはもちろんプログラミング学習に結びついていきます。
ここまでRobloxの人気の秘訣に迫っていきましたが、ここからは「Robloxで学ぶこと」について詳しく見ていきましょう!
教育面の教材として評価も高い!
ゲームでも様々なことを学習できるものとして有名なのはマインクラフトです。
元々マインクラフトは教育大国である北欧のスウェーデンで開発されました。子どもたちが楽しく学習できる、というニーズにマッチして、瞬く間に世界中に普及しました。いまの小学生の9割近くは知っているほどです!
日本においてマインクラフトはまだまだ遊びのイメージが強いですが、海外では積極的に教育現場で活用されています。ゲームを作りながら学習ができるのはマインクラフトだけではありません。
実はRobloxも積極的に教育現場で活用されているんです!
というのも、Robloxの開発者であるDavid Baszuckiさんは、元々教育ソフトウェアの開発に携わっていたというバックグラウンドを持っていることもあり、Robloxは教育的側面が非常に強い設計になっています。
では、どんなところに教育的側面が盛り込まれているのか見ていきましょう!
Roblox(ロブロックス)の教育的側面
Robloxではユーザーが、自分自身で0から3Dゲームを作っていきます。
そのためには、もちろん様々な知識が求められます。例えば、ゲームの見栄えや操作性を良くするためにはゲームデザイン、ステージを組み立てていくためにはプログラミング、アイテムを作成するためには3Dモデリングといった具合に多種多様です。
このようにRobloxはユーザーが自分の力で、そして自分の思い通りにゲームを作っていくワクワク感が結果的に学習のモチベーションを高める設計になっています。
以下では、教育の中でもプログラミングに焦点を当てて、Robloxの教育的側面を取り上げたいと思います!
Roblox(ロブロックス)のプログラミング学習への活用
Robloxのプログラミング教育における特徴は何なのでしょうか?
それはマインクラフトよりも、もう少し発展的な学習をしたいという子ども達のニーズにマッチしていることです。
一般的にはまず、ブロックを積み上げてプログラムを組むビジュアルプログラミングを学んでいきます。
Scratchなどが有名で、プログラミングが必修化した小学校でもよく用いられています。
ビジュアルプログラミングを一通り学習し終えたら、テキストプログラミングという、よく見る文字が無数に並ぶような、本格的なプログラミングに挑戦していきます。
「Lua言語」でビジュアルプログラミングからテキストプログラミングへ
上記のように、ビジュアルプログラミングを一通り学習し終えたら、テキストプログラミングといった本格的なプログラミングに挑戦することができます。
そこで登場するのがRobloxで、「Lua」という言語を使います。
Luaは主にゲーム業界で使われている言語です。
実際にLuaを使ってRobloxでプログラミングしてみると、打ったプログラムがすぐゲームの世界に反映されるんです!
これはビジュアルプログラミングさえ経験があれば誰でも挑戦できるので、まさにRobloxはプログラミング初心者と経験者を繋ぐ橋渡しの役割として利用ができます。
Roblox(ロブロックス)で学べること
①デザイン力
Robloxではデザイン力も身に付けることができます。
自分自身でゲームを制作していく中で、ゲームデザインや3Dデザインを駆使していく必要があります。
ゲームの出来は全てユーザー次第なので、0からゲームを作っていく際にデザイン力を身につけることができます。
②ビジネス力
さらにはビジネス力も身に付けることができます。
Robloxには、ゲーム内通貨としてRobuxというものがあります。
これは現金に換金することができるため、Robuxを稼ぐことは現実世界でお金を稼ぐことと全く同じだということです。
では具体的にRobuxはどのように稼ぐことができるのかを簡単にご紹介します!
①ゲーム内で使用できるアイテムを制作
②制作したアイテムを販売
③販売したものが売れた場合、Robuxを獲得
この3ステップでRobuxを稼ぐことができます。ここで重要になってくるのがゲーム制作です。
ゲームが面白ければ、課金アイテムを買ってくれる人も多くなりますし、課金アイテムが魅力的であれば購入してくれる人も多くなります。
そのためには、買い手がつくような魅力的なものになるよう制作しなければなりません。
相手の気持ちを考えて、どうしたら買ってもらえるアイテムを制作できるかを吟味する必要があります。
これはビジネスと同じで、自社の商材をいかに買ってくれるかを考えることと同じです。
これは決して簡単なことではないですが、売れるアイテムを作るために試行錯誤することはビジネス力の向上に繋がります。
実際に欧米では獲得したRobuxでアルバイト代や学費を稼ぐというケースも出てきているようです。
③英語力
Robloxではプログラミングだけではなく、英語を学ぶことができます。
Robloxは日本語にも対応していますが、基本的に表記は英語です。(2022年9月現在)
表記が英語だと一見難しそうですが、ゲームを制作したりプレイする時の操作は直感的に理解できるような設計になっているので安心です。そのため、Robloxに触れる中で自然と英語力を身に付けることができます。
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